その事務にITを!

その事務に IT を!

ITの発達に伴って様々な管理システムが整備され、業務の効率化がなされています。しかし、人々の仕事はどうなったでしょうか?

高まる事務の負担

現代の事務業務は大量データの集計や分析が求められており、負担は高まる一方です。

しかし、多くの事務業務は依然として Excel の表計算で行われていて、あまり進化していないのが現状です。

高まる要求に対してやり方を変えなければ、人への負担が増えるだけです。

こんな状況に途方に暮れている人が多いのではないでしょうか?

ITスキル で課題を解決

この現代の事務業務の課題を解決するのに必要なのが ITスキル です。

ITスキル とはコンピュータの力を活用するスキル。コンピュータは手作業では到底できないような複雑で大量の仕事をあっという間に処理することができます。

このコンピュータの力を味方につけられれば、高度な事務業務も楽々こなせるようになるはずです。

本サイト Yomi Kaki Excel は現代の事務業務の課題を解決するための ITスキル を具体的を示しながら分かり易く紹介しています。

皆さんも ITスキル を身に付けて、楽に、より高度な仕事ができるようになってみませんか?

事務を改善する ITスキル のステップ

ここでは事務を改善する ITスキル をステップに分けてご紹介しています。

順番に習得するのもオススメですが、興味のあるものから読んで頂いても問題ありません。

では、早速ステップごとの解説からいってみましょう。

Step 1: 大量データ時代の Excel 基礎

時代はますます大量データの時代にシフトしてきています。大量のデータ処理には従来の Excel 表計算では太刀打ちできません。

Excel には表計算時代からの多くの機能が備わっていて、それら全てを習得しようとすると膨大な労力が必要です。

しかし、大量データ時代に必要な機能はむしろ少なく、データ処理の基本機能をマスターしておけば様々な応用ができるようになります。

この大量データ時代に必修の Excel の基礎知識を紹介します。

Step 2: 新時代の切り札 Power Query

大量のデータ処理にはデータ処理用のツールを用いる必要があります。

Excel には時代の進化に合わせてこのデータ処理用のツールが備わっています。それが Power Query(パワークエリ) です。

Power Query は世界一使われている情報処理ツールである Excel にふさわしく、非常に使いやすく高性能です。

Power Query を学んでデータ処理ができるようになれば、これまでの事務の重労働から解放されることでしょう。

この Power Query の使い方を基礎から応用までじっくり解説します。

Step 3: 最強のパートナー、データベースを使う

Power Query でデータ処理ができるようになると、自分の仕事は大幅に改善すると思います。

次は周囲の人を巻き込んで更に業務を高いレベルに引き上げていきたくなると思います。

多くの人と連携して仕事をするためにはデータベースは最強のパートナーです。

「データベース」という名前から難しそうな印象を受ける人も多いかもしれませんが、実際には多くの人が使っている「共有フォルダ」のようにデータを共有するアプリに過ぎません。

ここでは無料の Microsoft SQL Server Express版 を最小限の労力で活用する方法を紹介します。

Step 4: 経営に必須の BI と分析

データを Power Query で扱えるようになり、更にデータベースで多くの人と共有できるスキルまで身に付けたのであれば、更なる高みを目指すことができます。

それは現代の高度な経営に求められる 経営数値の見える化、つまり Business Intelligence (BI) や、データ分析です。

現代でも経営数値の「見える化」のためには多くの事務社員がかなりの時間を費やしているのが現状です。

しかし、ITスキルを駆使することで完全自動化も可能になります。これが実現できれば事務の仕事はより生産的、創造的な仕事に移行できると思います。

ここではデータ処理の最終目標としての BI と 分析 の実践について紹介します。

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